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Home 特集 世界コロナ日誌

米国:コロナ禍を乗り越えるオーケストラの息吹、5月11日に再現 世界コロナ日誌

片瀬ケイ / KATASE, Kei by 片瀬ケイ / KATASE, Kei
2年 ago
in 世界コロナ日誌
米国:コロナ禍を乗り越えるオーケストラの息吹、5月11日に再現 世界コロナ日誌
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クラシック音楽好きの人は、ファビオ・ルイージという指揮者の名前にピンとくるかもしれない。かつてはニューヨークのメトロポリタン歌劇(MET Opera)の首席指揮者で、今はテキサス州でダラス交響楽団の音楽監督を務めている。長いコロナ禍でどこの交響楽団も演奏の機会を失い、演奏家たちは心が折れる日々を送って来た。それでもダラス交響楽団は昨年9月から、少数とはいえ観客を前に本拠地のモートン・マイヤーソン・シンフォニーセンターで小規模コンサートを行ってきた。

コロナ禍では、観客を絞り込んでコンサートを行った ©Dallas Symphony Orchestra / Sylvia Elzafon

これに対してニューヨークでは、今はまだコンサートができる状況にない。ワクチン接種で少しずつ経済再開に向かうニューヨークでも、MET Operaやブロードウェイの再開は9月の見通し。MET Operaは、2020年3月15日の公演を最後に、全員レイオフに。この間、コロナで楽団員の一人を失い、収入を絶たれて引退や転居を余儀なくされた楽団員も。あとは細々とオンラインで演奏し続けるしか道はなかった。

コロナ禍で野外で⼩規模のポップアップ・パフォーマンスをするダラス交響楽団員(2020年12月)©Dallas Symphony Orchestra / Sylvia Elzafon

そこでルイージ氏が思いついたのが、MET Opera管弦楽団の50人を招いてのチャリティ・合同コンサートだ。4月30日と5月1日、ダラス交響楽団の50人と合わせ総勢100人の合同オーケストラが、マイヤーソン・シンフォニーセンターで、ルイージ氏の指揮によりマーラーの交響曲第1番≪巨人≫を演奏した。

コロナ感染対策のため、同シンフォニーセンターは、演奏者が間隔をあけられるようにステージを拡大し、通常は1800席のところを観客数も400人に制限。それでも観客を前にした本格的な演奏で、オーケストラも観客もコロナ禍の暗いトンネルを抜けた感覚を味わったのではないだろうか。このコンサートの収益と寄付は、コロナ禍を耐え続けてきた両楽団員の支援基金となる。

ちなみにファビオ・ルイージ氏は、2022年9月からNHK交響楽団の指揮者に就任することが決まっているので、日本の皆さんも来年はルイージ氏の指揮を間近で堪能できる。

その場に居合わすことのできなかった私たちでも、米国の5月11日(日本時間だと5月11日夜から5月12日の昼まで)に、このコンサートを無料オンデマンドでバーチャル視聴できる。詳しくは、 このリンク(https://www.dallassymphony.org/dso-members-of-the-met-orchestra/)から。

追記(2021年5月30日)以下のサイトで、コンサートを無料視聴できるようになった。

DSO + members of the MET Orchestra

トップ写真:指揮者のファビオ・ルイージ氏(Fabio Luisi 、2019年)©Dallas Symphony Orchestra / Sylvia Elzafon

Tags: New YorkOperaTexasシンフォニーオーケストラ
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片瀬ケイ / KATASE, Kei

片瀬ケイ / KATASE, Kei

フリーランス・ライター、翻訳者。東京生まれ。神奈川大学スペイン語学科卒。東京都の行政専門紙の記者を8年勤めた後、1995年に渡米しカンザス大学でジャーナリズム修士号取得。カンザスシティ・パブリックTVを経て、在米の米系、日系企業に勤務。現在は米国人のミュージシャン兼業主夫とともに、テキサス州ダラス市に在住。米国の社会、経済事情等について様々なメディアに幅広く執筆。Yahoo!JAPANニュースのオーサーでもある。2021年1月に「コロナ対策 各国リーダーの通信簿」(共著・光文社新書)を出版。

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